東北きれいな水めぐり(3日目)

3日目は奥入瀬渓流
青森県十和田湖を源とする約14kmの清流。





当日は相変わらずの曇り空。


午後3時ごろには雨、という予報だったが
午前中から昼過ぎまでの時間で観光すれば、ギリギリ雨に遭わずに済むかと
レンタサイクルでの奥入瀬渓流観光を決行した。






奥入瀬渓流ホテルのある焼山から路線バスで、十和田湖畔の子ノ口へ。



子ノ口でレンタサイクルを借りて、焼山まで乗って帰って乗り捨て、というプラン。









まずはバスで十和田湖畔まで。

想像よりずっと広い湖。




十和田湖から、奥入瀬渓流へ水が流れ込む。




ここも水きれいだな〜…







川の中に小さな島があって、そこから草木が生えてたり。
これは奥入瀬渓流の水位が年間通してほぼ一定だから、こうなっているらしい。



岩に苔が生していたり。





滝の勢いが強すぎて、霧が発生していたり。













そんな景色の写真をとりながら、休み休み自転車をこいでいくと…




途中から、雨が。

濡れそぼるレンタサイクル。







それでもなお、降ったりやんだりの隙をついて移動しながら観光を続ける。



こういういい感じの木がゴロゴロ生えてる。



花も木もずぶ濡れ



渓流の脇にはいい感じの小川。



もうとにかく、緑がみっしり。











しかし、
遊歩道を五分の一ほど進んだところで雨は突然の土砂降りに。




残りの五分の四の道程を
ものすごい勢いでチャリ漕いで帰る二人。


あんなにチャリを漕いだのは、高校生の頃以来だ。









休みなく30分ほど漕いだのではないだろうか?


焼山のレンタサイクル返却所についたころには、
下着までびしょ濡れになって、
体の芯まで冷え切っていた。



奥入瀬ナメてた。
本気で寒い。




持って行った衣類の中で最も暖かいと思われる重ね着で挑んだ奥入瀬
だが、鼻であしらわれて、さんざんに負けて帰ってきた気分。










ここで私一人だったら、ショボーンとなって帰るところだが
八歳ほど若い連れはさすがに元気だった。



リベンジするというので、
奥入瀬渓流ホテルのお風呂を借りて、
びしょ濡れの洋服を着替えると
今度は車で残りの道程の有名どころを見てまわった。





雲井の滝

木々で囲まれて狭い天から滝が降ってくるみたいな錯覚。
落差が大きい!





阿修羅の流れ

流れのなかほどにある岩や小島で複雑な流れができてる。





総括すると、やっぱり山の中は寒い。
東北だし。





しかも、奥入瀬の遊歩道相当長い。
見どころ全部見ようとしたら、丸一日だね。







夏、
奥入瀬をメインで避暑に来る。
みたいな、セレブな観光に一番似つかわしい場所なのだろう。