長崎ランタンフェスティバルに行ってきた―媽祖行列見た。

6日(日)に長崎ランタンフェスティバルを見に行ってきた。


日帰りで。
そしておひとり様で。


昨年の春まで中国に住んでいたので、
この時期、旧正月のあのバカ騒ぎが何だか懐かしくなってしまったのが理由のひとつ。


だからと言って中国まで遊びに行くほどの愛でもないのだw
そういう訳で、近場に日帰りで行ってきた。





博多から福岡までは特急電車で3時間。
休日だからダラダラしているうちに時間は過ぎ、家を出たのが昼過ぎだったが
ランタンフェスティバルは夜が本番(?)なのだからいいのだ。


14時の電車に乗って、長崎へ。


16時ごろ長崎につくと、青空ものぞいており、まだ辺りは明るい。
とりあえず興福寺にマ[女+馬]祖行列を見に行こう。


迷いながら市電に乗り、おろおろしながら公会堂前で降り、
さらにヤマ勘で長崎の街の中を進む。



街はすでに提灯で飾り付けられ、祭りの雰囲気も十分。



川をわたって、長崎らしい急な上り坂を上る。

石垣沿いの道を歩いていくと、興福寺があった。






ハイハイハイ…さっそく怪しい仁王像的ランタンがありますよwww



ちょうど前のプログラムが終わった所らしく、山門からは大量の観光客が吐き出されてくる。


 ランタンフェスティバルの期間中
  長崎市内ではあちこちで催し物が…中国雑技とか皇帝パレードとかエイサーとか色々。



津波のような観光客をかき分け、
微妙にふざけた面構えの獅子ランタンのわきを通り抜け


境内に進むと、古くて由緒ありげなちゃんとしたお寺でしたよ。
 (この本堂の中のランタンは日本最大のものらしい)

 ただまあ、全般的に紅白幕張ってありましたけれども。
 吹き流しとか上がってましたけども。


中国の春節に比べたら、まるでおとなしいし、上品な飾りつけ。




このお寺には、航海の安全を司る中国の神様"媽祖"を安置するお堂があり
毎年ランタンフェスティバル期間中、孔子廟の"媽祖"像を興福寺に移して預かるため
フェスティバル期間の頭に、孔子廟興福寺(往路)の媽祖行列
終わりに、興福寺孔子廟(復路)の媽祖行列が街を練り歩くらしい。


6日は往路の媽祖行列が到着する時のイベントを見に行ったわけだ。





時間が近づくと、
太鼓や銅鑼の音、時々、爆竹の爆ぜる音が少しずつ近づいてくる。



待っている間
すでに場所取りを済ませた観光客を相手に、ボランティア(のオッ)サンが喋って間を持たせている。
このボランティアさんによると、
媽祖行列のイベントが終わった後、興福寺を参拝すると、
特別なお守りがもらえるらしいよ。


(私は時間の都合上、貰わずに引き揚げちゃったけど)






よー喋るボランティアさんの話題も尽きてきたころ、
近くで爆竹がババババババッババ!と鳴った。




マーチングバンドのように指揮者(ただしチャイナドレスw)を先頭に…

銅鑼やら太鼓やら

地元の中学生と思われる可愛い女子二名が提灯を持っていたり
媽祖旗を掲げる人がいたり



かと思うと白塗りの男の人がいたり(順風耳&千里眼と直庫振り)



最後に荷主夫妻が媽祖様のご神体を持って歩いてくる。



これみんな長崎の人のボランティアらしいからすごいよね。
ボランティア募集サイト




全員が到着すると、媽祖様のご神体の奉納式が始まる。


白塗りの人が踊ってくれたりする。

↑チャイナドレスのお姉さんは、相変わらず指揮棒を振っているw




儀式自体は、荷主夫妻が口上を読み上げて
お寺の住職さんが返礼をして
白塗りの三人が踊ったら終わりで、そんなに長くはない。







媽祖行列を見たら、次は龍踊りだっ



タイムテーブルに沿ってイベントを追いかけ
川沿いの道を、忙しく中央公園へ向かう。((((((((((⊃´・ω・)⊃ブーン