千山登山

6日が元上司の結婚式だった。


6日朝、遼寧省の鞍山市で行われた結婚式に参加するため
前日から鞍山に入り、
ついでに中国三大巨仏のひとつ(?)千山大仏を見るため
千山を登ってきた。


登山開始。山は遠い・・・



まず山のふもとを延々と歩く。
(約3.5KM)



緑の中、なだらかな坂道(舗装された道路)を歩く。
気持ちが良いのだが、登山している実感は薄い。
(この道のりは電動車でショートカットできる。10RMB)



道筋には分かれ道が多数あり、その一本一本の道の先に見所がある。
千山大仏だけを見に行くなら往復3時間もあれば足りるが
全ての寺社を参観すると丸一日掛かるらしい。






ひたすら歩いていくと
最終的には大きな「佛」に辿り着く。


―まさかの「大佛」オチ? ・・・では、ない。


「佛」を通り過ぎて更に行くと、「大仏」の納められた寺があるが、これは千山大仏ではないからキヲツケロー。




そこからロープウエイで千山大仏が見える高度へ。
ちょうど千山大仏の後頭部を見ることができる大仏隣の峰頂に、大仏を拝むためのお寺がある。


そのお寺が、普通のお寺と違うのは、
本来正面ど真ん中にあるべきご本尊がなく、奥の壁がガラス張りになっていて千山大仏が見えること。


面白い造りだ。




千山大仏後頭部&背中(後ろ姿しかありませんが)




見回すと絶景。
あちらこちらの峰にいくつもの寺廟(らしきもの)が。








お寺を通り過ぎて、その奥に更に進むと険しい階段を登る山頂への道が・・・
この険しい階段を登らなければ、山頂へはたどりつけないのだ。




平衡感覚がおかしくなりそうな写真。右は絶壁。


この階段、幅は細いわ傾いているわ角度はキツいはで相当な代物だ。


ちょっと「死ぬかも」と思った。


こんな階段をヒールの靴で登る中国人G☆J☆(グッジョブ☆)


・・・ヒールにグラサンにハンドバックで来る所じゃねーっつの。
  手すり掴まないと死ぬぞ〜。





最後はやはり中国人に驚いて締めくくった千山登山だった。