エレベーターに乗って反省する。

今朝、寝坊した。


化粧もそこそこに、ギリギリ遅刻の時間で部屋を出る。



そんな日に限って
二台しか動いていないエレベーターが、二台とも上に昇っていく。


私は降りたいのだ!!
…速く!!!!




昇っていくエレベーターが
 [下りる]になって、自分の階に着くまで
  イライラしながら、待つ。




待ちに待ったエレベーターが来た。
       →ヨッシャキター!急げ!!


と、一歩足を踏み入れた、その瞬間に



パチン


…と音がして、エレベーター内は暗闇に閉ざされた。








。。。。こ、コワレタ〜(゜□ ゜)



ハワワ


ハワワワワ…ヾ(> < 三 > <)ノ




閉じ込められる前に…と急いでエレベーターから降りると
隣のエレベーターは既に自分の階を通り過ぎて降りて行ってしまった後だった…



またしばらく待つのか…と呆然としていると



2〜3分後、
壊れたハズのブラックボックスがまるで何もなかったかのように
再び、点灯。







何の迷いもなく、その箱に乗り込むエレベーター難民たち(私含む)。






その時、一瞬の躊躇もなく、
数分前壊れたはずのエレベーターに乗った私。




一階に降り立ったとき
「ああ、自分、もう中国製品に馴れちゃったんだな…」
「むしろ、もう中国人になっちゃったのかも知れん。」
 と、思った。





「そろそろ日本帰ったほうがいいかもな…」って。






だって来たばかりの頃だったら、数分前に停止したエレベーターなんて怖くて絶対に乗らなかった。


実際エレベーター落ちて死人が出る事故とか、中国では普通にあるしね。