中国で部屋探し2
2007/05/27 21:12
次に見せてもらった部屋は、同じアパート内にあるもう一室。
前の部屋よりもロフトが広くていい感じ
しかも、希望価格1700RMB/月!!
しかし、
洗面所(兼トイレ兼バス)が
前の部屋よりも更に狭かった。
・・・何だこの「穴蔵」は?という感じ。
むしろちょっとあの空間(バスルーム)に入るのコワイ。
部屋の雰囲気は凄く良くて
現住民の韓国人の子も「住みやすいよ」って言ってたけど
部屋の収納には鍵が掛かっていた。
『この収納は?使えないの?』と聞くと
『大家さんの荷物が入ってるの』との事。
待て待て待て!
大家の荷物って。。。
せっかく作り付けの収納が使えないとは悲しい。
しかも洗面所の狭さ極まれり・・・といった感じで
洗濯機を置く場所が、無い。
待て!
人力脱水も大変だが
手洗い(本当の意味での)も大変だぞ。
手は荒れるし
ツメは割れるし
洗濯したくなくて服は何回も同じの着ちゃうし(?)
という訳で、この部屋も却下の方向へ。
じつは同じアパートでもう一室紹介されていて
そこは部屋も広いし、収納もでかいし、洗面所も広かったんだけど
如何せん値段が高かった。
希望価格 2000RMB/月。
結局そのアパートで見た全ての部屋が私的には却下となった。
後日談だが、
会社の同期入社の人が そのアパートに住んでおり
排水溝から毎日臭気が立ち上ってきてとても耐えられない・・・とこぼしていた。
部屋が狭いので、臭いが部屋全体に充満するらしい。
彼は臭う部屋に帰りたくない一心で
毎日夜は友人を巻き込んで酒を飲み
午前帰宅
で、直ぐ寝てしまうらしい。
そこに決めなくて良かった〜。
中国のアパートは、
日本とは違って
同じ建物内でも部屋ごとに大家が違う。
日本では普通、
アパートを建てた人、又は建物の所有者が大家さんとなって
全室の管理 及び家賃の徴収を行う。
中国では
- アパートを建てた人(又は建物の持ち主)
- アパートの部屋を買った人=大家
- アパートの部屋を借りて住む人
が基本的には別々で
住人→大家:家賃を払う
大家→ビルオーナー:部屋を買い取り、管理費を払う
・・・というシステムになっている。
また、
大家は家具付きの状態で住人に部屋を貸すのが常識。
標準装備は・・・
- ベッド
- ソファ
- テーブル
- カーテン
- クローゼット
- テレビ
- 冷蔵庫
- 電気調理器(又はガス)
- 洗濯機
その他にも交渉次第で、
DVD機が付いたり、
ベランダにアクリル板のカバー板が付いたり、
電子レンジが付いたりする。
・・・なにをつけてもらえるかは、交渉人の腕次第。
ただし
大家が、直前までその部屋に住んでいた場合は
大家が置いていったすべての家具・電化製品をそのまま使えるので
非常に経済的。
持ち部屋に生じた不具合や故障・破損も
基本的に大家が修理等を負担し
よほどひどい修繕が必要な場合
両者相談の上住人が負担する。こともある。
(そういう意味で「部屋を綺麗に使う」と前評判がいい日本人は歓迎される)
部屋で動物を飼うことに対しても結構寛容で
「綺麗に使ってくれるなら、いいわよ」という大家がほとんど。
でも動物飼ってて、
部屋を綺麗に使うという考えが
日本人的には無理なんですけどw
「中国人的綺麗に使う≠日本人的綺麗に使う」なのだろうと思って
自分を安心させてみたり・・・
中国人とか韓国人は結構部屋を汚く使うらしく
出て行くときには、あちらこちら要修理だったり
ひどい人になると
備え付けの電化製品や家具を持っていってしまったりするらしいww
そんなわけで、
アパート契約の際には
契約書の1ページを使って、
備え付けの家具・及び電化製品を明記。
立ち退きの際のトラブルに備えるのだ。