ガチ見合い
唐突だが、
先週18日(日曜日)、
朝10時より
隣町の喫茶店にて
“第一回!!
チキチキ! HUI子 整骨院経営30歳男性
お見合い対〜決〜!!”
・・・が、
盛大に(?)催された。
今回はその模様についてお伝えし、
且つ、
- お見合いに適した喫茶店とは・・・
- お見合いでモテる男性像とは・・・
と言う理想像に思いを馳せたいと思う。
その喫茶店は
川沿いの高台に建てられたロッジの一隅にある。
アンティークの楽器やオルゴールが飾られた店内では
暖炉にまきが燃え
やわらかい光に照らされたシャンデリアがキラキラと輝いている。
そんなムーディな喫茶店で、
第一回“HUI子のお見合い対決”は幕を開け、
そして幕を下ろした訳です。
しかし・・・
店内のムーディな雰囲気も
地元のオバちゃん達(←推定)が
大挙して入店してきた瞬間に
夢幻のように掻き消えたわけで・・・(←“純”風)
隣のテーブルで喋っているオバちゃんSの声の方が
見合い相手とボソボソ喋るコチラのテーブルより格段に―
当然ながら‘大きく’‘通る’わけで・・・
教訓イチ;仲人さん、現場の検証忘れずに!!!
曜日毎、時間帯毎の客層とか チェックすべし。
曜日毎、時間帯毎の客層とか チェックすべし。
そして11時頃、
突然大音声でたどたどしい音楽が鳴り響き始めた!!
装飾品だとばかり思っていた壁際の巨大アンティークオルゴール
(あれはオルゴールだったのか??食器棚の中に楽器が入っている様なモノ↑)
が、音楽を奏で始めたのだ・・・。
もう隣のオバちゃんの声すら聞こえない
オバちゃん<オルゴール。である。
・・・況や 声の小さい紹介者&見合い相手の声をや・・・!!!
その間15分・・・ただただ、苦笑するのみである。
教訓ニ;店内のBGMが大きすぎる喫茶店は×
からくり時計など音量調節不可の物件は要チェック★
からくり時計など音量調節不可の物件は要チェック★
でも
丸テーブルは、正面に相手が来ないので
気まずくならなくてイイヨ☆
四角いテーブルとかで、
真正面に相手が居ると、
顔を上げると目が合う気がして、イヤダワ
教訓サン;丸テーブルって・・・イイネ☆
さて相手ですが、
黒のジップアップジャケットに黒のジーンズで現れた見合い相手は
前髪を6:4に分けた身長165センチほどの30歳
教訓ヨン;女はスーツ&ネクタイに弱いぞ
チョット無理しても、一張羅を着て御出で!!
主題とは 全然関係ないけど、
小学校六年間私のクラスでいじめられていたBくんを
思い出す、見合い相手の顔立ち。
ブサイクじゃぁないけど、かっこ好くはないな!間違いなく。
種種の都合により、
この場では 彼を“ザビ”と名づけたいと思います。
この場では 彼を“ザビ”と名づけたいと思います。
さて そのザビ氏、
顔が好みではないくらいの事は 別にいいのだが、
なんだか
態度が…オカシイ。
壱|態度が物凄くデカかったのだ…(`ヘ ´*)ノン
―見合いには我が父も同行しており、
父・私・紹介者(女性)・ザビ…の順で
丸テーブルに半円形に座っていた。
普通、相手方の父親とか来てたら
それなりに緊張とかして
キチンと座るものではないか?と思うのだが、
しかしザビは、
背もたれに斜めに寄りかかって腕を組んでいた。
えー…?
それ30歳の社会人がやる態度??
そして常に口調が偉そ気
受け答えも 半笑い。
仕舞いにゃ鼻で笑われて・・・・カッチ〜ン!!!o(`д ´*)Σガッデム的な。
教訓ゴ;大体において「控えめ」な方が
異常に「偉そう」な人より好まれる。
・・・・・・だって日本人だもの・・・・・・(←相田みつを風)
弐|超自信過剰級
整骨院を営業しているザビ氏ですが、
ほんの1〜2年前までは 学校に行っていたらしく
(↑私はこの時点で『ただの親のスネカジリやん』と思ったが厳しすぎ?)
ご卒業ののちスグ、福井市内に整骨院を開業。
でも普通は、既存の整骨院で助手とかして
ある程度お客さんついてから、独立するでしょ…?
って訊いたら、
「ボクはボクのやり方に自信があるから、
ヨソの病院で余計な事は教わりたくない」とか
「骨折とか脱臼とかは、一般的に病院で治療するから、
ボクは敢えてやらないんだ」とか
「ヨソの整骨院はマッサージとかでお茶を濁して、何度も通院させるけど
ボクは大体2〜3回で完治させちゃうから、客が定着しない」とか
「最初の一年は何故か客が来なくて、気が狂いそうだった」とか・・・
ええい、いっそ気が狂ってしまえ!!!!! …的な。
教訓ロク;実績の伴わない自信を公言する人は
ただの《自信過剰=ココロノヤマイ》です。
特効薬はありませんがお大事に。
いつか自然に治癒する日をじっと待っていてください
ファイトゥ〜
ただの《自信過剰=ココロノヤマイ》です。
特効薬はありませんがお大事に。
いつか自然に治癒する日をじっと待っていてください
ファイトゥ〜
そんなザビ氏のお母様は今、
ザビ整骨院の二階に住んでいるらしいのだが・・
参|お手伝いさん募集中★
紹介人が、会話に困って
何度も「質問は?」と促すのに応えて・・・
ザビが私に向かって発した、
第一質問;
「母と同居で、家に入って面倒を見てもらえますか?」
第二質問;
「今の仕事は結婚しても続けますか?」
第三質問;
「今はボク一人で整骨院を切り盛りしていて、てんてこ舞。
ボクの希望としては、結婚後には整骨院を手伝って欲しいのですが?」
第四質問;
「料理はできますか?」
第五質問;
「結婚焦ってます??」
…
…………(絶句)
・・・お手伝いさんを雇え!!
・・・・・・お給料をお支払いして、
来ていただけ!!!!
不肖ワタクシ・HUI子、
惚れた男の面倒なら、みれると思いますが、
惚れてもいない男のお世話を、タダでする…
その為だけに結婚し
一生を棒に振ろうとは思いません。
僭越ですが。
…と言うのが今回の見合いの感想だった。
教訓シチ;「妻」を
タダで使える「お手伝いさん」と勘違いしている男は
いずれは嫌われ⇒熟年離婚確定。
むしろ、今の内に結婚は諦めたほうが、吉。
そんな訳で、
ザビのために中国渡航を諦め
結婚して日本に残ろうと言う気は
これっぽっちも起きず、
コーヒー代だけが、虚しく我が父のポケットから消えて
今回の見合いは終了したのであった。