Bei-Jing-Huan-Ying-Ni ! 《北京奥福娃vol.4》

2005/11/21 19:16

《歓歓》

歓歓はこのマスコットたちの長兄に当たる。
彼は火のマスコットキャラクターであり、オリンピックの聖火を象徴している。
歓歓は運動に対してほとばしる情熱の化身であり、世界中に情熱を、「もっと速く、もっと高く、もっと強く」と言うオリンピックの精神を伝えていく。歓歓の向かうところ全てに 北京2008年の世界に対する熱情が満ち溢れる。


歓歓の頭飾りは敦煌の壁画の炎の紋様から来ている。性格は外向的で奔放、球技を知り尽くしており、オリンピック五輪の赤輪に当たる。

ついに出ましたぁっ〜!!
赤★レンジャー!!!


やはり、戦隊モノは"赤レンジャー"なしには語れません。

(重ねてお断りしておきますが、私「戦隊モノ」に萌え〜するタイプの人間では・・・)




彼は、可愛らしいピンクの口元をしていますが、男の子です。
中国語表記も「長兄」に「彼」だったし。


この北京五輪マスコットの男女比率は3:2 = 男子:女子ですね。
後もう一人の女の子は“妮妮”ちゃんです。


彼が司る祝福、私はやわらかく「情熱」と訳しましたが、
原文は「激情」です。


日本人ならば容易に発露することの無い「激情」ですが、
中国人の国民性は度々「激情」を発します。


・・・国民性の違いですねぇ。


この「激情」がプラスの方向に発露された場合、
私などはありがたすぎて困惑しちゃうくらいの
親切・親密さ(中国語では"熱情")となって現れますが、
マイナスの方向に発揮されると、ちょっと怖いことが起こります。


この部分が、
"日本人が中国人を理解し難いと感じる"理由の
最も根本的な差異いではないかと、私なんかは思うんですが。


そういう意味で、
「最も中国人らしい」リーダー的キャラクター:歓歓くん(赤レンジャー)なのです。