パキ。3
2005/08/05 20:27
これもパキスタン。
写真の右側に見える大きな鉄板。
鉄板の下には"炉"。
鉄板を熱するということは、つまりこの上で何かを焼くわけだ。
パキスタンでの食事は、
主にカレーとチャパティ*1・ナンと焼肉(ケバブ)だった。
写真の鉄板は、ケバブを焼くもの。
ケバブと言えば、串刺しの肉をそぎ切りにするものを思い浮かべるが
この鉄板は
肉を細かく刻んで、ハンバーグのように丸く伸ばして焼くタイプのケバブを焼く鉄板。
スパイシーな香辛料とソースが美味しいケバブだった。
もちろん、日本でも良く見かけるタイプのケバブも 街角で相当良く見かけた。
カレーは・・・
鳥のカレー
豆のカレー
そして挽肉のカレーが主流。
日本のカレーとはちょっと違って、スープの様なカレーで
ご飯と一緒に食べることは、まずない。
「ご飯ちょうだい。」とか言おうものなら、飯屋のオヤジに怪訝な顔をされる。
カレーのお伴は、チャパティ またはナン。
インド風の分厚いナンと 薄くて多少脂っこいチャパティ。
私は主に薄い方のチャパティを好んで食べていた。
分厚い方は、米食民族には食べ辛いんすよ・・・もそもそしてて(-_-)
カレーもチャパティも美味しかった・・・毎日食べると飽きるけれどw
ただし。
ツレが病に倒れたときには
食べさせるものが無くて、苦労したのを覚えている。
ナンとかカレーとか・・・どう考えても消化に良くはないだろ…?
米が無いので、病人食の定番;お粥も作れなかった。。。
仕方が無いので街角のパン屋さんで買った食パンを、牛乳に浸して食べてもらっていた。
食事が違うと、いざというときに苦労する。
健康第一。
からだが資本だ。
そして体調維持の基本は食だ。
やはり、日本人は米食民族だ。
・・・と、痛感した旅。
*1:薄いナン