人民日報 2005/6/3 《馬の郵便配達員》

2005/06/03 15:17

記事の内容はわりとどうでもいいんですがw
写真がよかったのでご紹介。



▽ソース▽
http://www.people.com.cn/GB/paper464/14902/1322022.html

↑小川の水を飲んでいるところだそうです。
張芸謀(チャン・イーモウ)監督の描く世界 そのままですね。
これも今の中国の真実の一部だと思います。



夜は野生の獣に襲われるのを防ぐため、火を絶やせません。




道なき道をゆく・・・




届ける先は
いわゆる"辺境"。
少数民族が多く済む地域です。


▽以下、該当記事の意訳です▽


馬の郵便配達人の忠誠
―四川木里チベット族自治県郷の郵便局員共産党員王順友の記事―

2005年6月3日

 王順友の事跡、信じがたいものだが しかし それは真実である:人一人、馬一頭、道が一筋、20年 変わることの無い歩みである。
 20年来、毎月28日間 彼はたった一人で孤独に毅然としてチベット高原を行く。高山の深み、河谷のほとり、雪山の峰・・郵便物を運ぶ道程は26キロにもなり、21往復もすればなんと“二万五千里の長征〔→注1〕” に相当する! 20年もの間、彼は一人で 山を越え川を渡り 風を食し露を褥として 一通の手紙を定刻通り届ける為だけに、一冊の雑誌を一部の新聞をそれぞれの宛先の手に間違いなく届けるためだけに旅してきたのである・・・20年もの間 彼はただ一人で怠たることなく、党と政府の温情、時代発展の音と外の世界の変遷を 雪深い高原の村々に届ける為に 挑戦し続けてきたのだ・・
 今 我々は 馬の郵便配達人 王順友のインタビューを一対の鏡として読者に提供する。鏡を見るたびに深い感動があるはずだ。
 本紙記者 雷声 撮影・記事

【人民日報 2005年6月3日 第十六版】
http://www.people.com.cn/GB/paper464/14902/1322022.html


〔注1〕
国労農紅軍が1934〜36年に敢行した 南方各根拠地から陝西北部までの 戦略的移動。2万5000華里(1万2500キロ)を踏破した。“万里長征”とも言う[小学館:中日辞典]